アメリカの美容院は慎重に選ぶべし!日本とアメリカ美容院の違い

 人種によって異なる技術と知識


アメリカのヘアサロンは人種によって大きく異なります。
例えば白人街のヘアサロンであれば、
細くて猫っ毛なブロンドの髪質を専門とするヘアスタイリストがいるし

黒人街のヘアサロンであれば、
コーンロウやブレイズなどのブラックカルチャーヘアーを専門としています。

メキシコ人などのヒスパニック街も、
ラティーナのトレンドやこだわりをチェックしているでしょう。

私はこの3つ全ての人種のサロンに行ったことがあります。
(冒険家かっwww)

受けた印象はこんな感じ。

白人のヘアサロン
  • 白人全員が綺麗な色の金髪とは限らない為、カラーリングでいかに綺麗なブロンドが作れるかに力を入れる
  • 髪のボリュームが少ないカスタマーが多い為、カット・スタイリングによってボリュームを作る技術を持っている
  • 逆にボリュームがある髪をすくことが苦手
  • 毛先をバチンとやりがち
黒人のヘアサロン
  • 髪質が違いすぎるので切る技術が全く違う
  • 黒人は髪を編んだりウィッグを被ることが多いので切る技術は....
  • コーンロウやブレイズを楽しみたい方には◎
  • 髪をストレートにする技術もあるが、ストレートパーマとは違うので要注意
ヒスパニックのヘアサロン
  • パンチの効いたハイライトを入れる人が多い為ガッツリ目立ちたい人は◎
  • ヒスパニックにはカーリー、ウェイビー、ストレートと色々な髪質の人がいる為、レイヤーを入れる技術は◯
  • レイヤーを入れる技術はあっても、レイヤーを目だ立たせたい為に髪をすく技術があまりない

みなさん、もうお気付き?

そうなんです。
どの人種もみんな「髪をすく」事をあまりしないのです。

私なんて髪をすかないとヤマンバみたいになるんですよ。
(ギャルじゃなくて、ガチの方のヤマンバね。)

特に夏なんて、襟足があち〜。つってポニーテールみたいに高めで縛ったりするんですが、、、
ポニーっつーか、結構デカめの馬のテールみたいなくらい勢いを増しちゃうんです。

ぴえん。っていうか、ヒヒン。

だからねー、もうやっぱり、ツーといえばカーの所へ行くしかないんですが...
躊躇う理由はやっぱりお値段なんです。

一言で言うと...

超ウルトラスーパー割高。

ため息しか出ません...

特に、すくだけで大丈夫!
なんて時だって気軽に行ける値段じゃないんですよ。

値段の相場

  • カット 70〜
  • カラー 70〜
  • ブリーチ 100〜
  • パーマ 120〜
  • デジタルパーマ 250〜
  • 縮毛矯正 250〜
あれっ?
思ったよりそんなにしないじゃん、と思ったそこのあなた!!!

か〜ら〜の〜
チップがありますからね!!
最低でもチップは20%を入れて支払います。

なのでそこそこロングヘアの女性が、流行りのカット+抜け感のあるカラー+デジタルパーマなんて言ったら、多分、、、

400ドルはくだらない(400ドルだとして)+20%以上のチップで
480ドルなりーーーー。

たっか。

じゃあ、日本以外のアジア人サロン行ったら!?

ね!!私もそう思った〜!
同じだね〜。

ウフフ、アハハ。

同じアジアだと思ったら、、、泣くぜ。

笑っていられるのも今のうちです。
サロンチェアに座ったら、まな板の鯉。
あきらめましょうね。

以前アメリカ人の友達がいい感じのハイライトを入れていたので、
「可愛い髪だね!どこでやったの〜?」
と聞くと、教えてくれたベトナム人が経営するヘアサロン。

電話で予約を取った時点で引っかかるところも特になく、

「出来る。私、なんでも出来るから!!!」

って言う自信を頼りに当日、ドアを叩くわけですよ。
カランコロンと。

インテリアは笑っちゃうほど昭和スタイル。
西武園ゆうえんちの様に昭和に寄せてるわけではなく、本当に、見事に昭和。

ハロ〜〜
つって金髪のオバチャンが出迎えてくれたんですけど、嫌な予感しかしない。
だって眉毛が入れ墨なんだもん。

洗髪するとことに通されたけど、
椅子とシンクの具合がどうしても噛み合っていないのよ。
髪を洗う時なんて首のことなんてお構いなしだし、
中途半端に寝かされてるもんだから腹筋鍛えられちゃってさ。

流れてくる水で背中、絶対終わった。
って頭の中で思いつつ、痛いなーってずっと思ってたんですよ。

なんか、こう犬かなんかを洗ってる感じの手の動きをしてですね、、、
ワシャワシャやるわけですよ、ほぼ水で。
顔を覆うタオルもないもんだから、顔に色んなもん飛んでくるしさ。

「痒いところないですかぁ〜」
とかはね、絶対に言わない。
痒いとこ無いように洗ってんだよ、こっちは。
っていうオーラがありますから。

洗髪後もタオルでちゃんと包まないもんだからポタポタポタポタ雨漏りがすんごい。

でね、私がここで一番度肝を抜かれた事があったんですけどね、
そのオバチャン、アルミホイルが入ったタッパー持ってきて、

手伝え!って言うわけですよ!!!

はいっ!?
(一応お客なんですが...)

一枚一枚そのアルミホイルを透明の板に貼り付けてよこせ ♪ と言うんです。

OKOK.... 
やるよ、手伝うよ。

催促の手が後ろから出てくる度、
私は用意したアルミホイルのついた板をオバチャンに渡すんですけど、
これでもチップ払う義務あるんですかね?
と自問自答が止まらなかったのを覚えています。

完成した髪型は、、、

可でもなく不可でもなく。

200ドル+チップで240ドルでした。

①透くことを知らない
②洗髪がほぼ水
③洗髪のタオルがない
④チップ発生
細かいことは気にしない

この5つの項目は日本人が経営するヘアサロン以外、多分どれかしら当てはまります。

アメリカの美容師


アメリカの美容師は下積み時代が殆どなく、免許を取得すると、
そこからドンドン自分を売り込み、バンバン髪の毛を切っていきます。

日本の様に新人はまずシャンプーから!
なんていう事はありません。新人だからこそ切っていけ!!
みたいな感じでしょうかね。

若くても経験が浅くても腕があれば顧客をつけて独立します。
なのでその「腕」がどれだけいいかでお値段も変わってきます。


日本の技術はピカイチ

日本の国家免許は最強らしく、日本で美容師免許を取得している人は、簡単なテストでアメリカの国際免許に書き換えることが可能なんだとか。
でもアメリカの国際免許は日本の国際免許に書き換えらることはできません。
技術の差なのかカリキュラムの差なのかわかりませんが... 


まとめます


海外に住む日本人にとって、安心と信頼がおけるヘアサロンを探すのはもう至難の業。
その中でも比較的安いところといえば、場所代が安いところ、
すなわち治安が多少悪かったり、アクセスが悪かったりと、
人気がない地域になってしまいます。

キラキラした繁華街から少し移動するだけで、
同じ技術を低価格で受けることができる可能性があるので
そういった場所を探してみるのもいいかもしれません。

あとは口コミ!!
日本人の友達に聞くのと、サイトのレビューチェックしてみてください。




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